道の駅研究会のページ 平成10年5月新設 平成29年8月更新 |
地域の活性化を担う交流と情報の発信拠点 <ロードステーション>
平成29年4月15日現在 道の駅数 1117ヶ所
道の駅研究会
石 田 眞 一
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1、地域活性化交流拠点施設
地域の自治体、主として地方農漁村地域の市町村は、過疎化の進展や地域経済の停滞を克服するために、農水省や自治省が推進する地域活性化対策支援事業としての地域振興施設を整備し、都市との交流を高め活性化を図る目的で地域のアイデンティティーを活かした様々な交流拠点施設(博物館、美術館、交流館、温泉保養施設、宿泊施設、特産品加工工場、特産品販売所、体験農園、体験工房、子供広場、グランド、ゲートボール場、温水プール、スキー場、草スキー場、キャンプ場、オートキャンプ場、イベント用劇場・ステージ、観光果樹園、展望台など)に特産品売場、喫茶、食堂、レストランを整備し、交流と情報の発信に努力しています。
2、「道の駅」の名称と登録認可
建設省は、これら農水省や自治省が推進する地域振興支援事業としての地域振興施設のうち国道や主要地方道など交通量の多い道路に面した施設でトイレ・休憩施設等が整備された地域振興施設に対し、道路交通の円滑と安全及び地域活性化振興施設の広報効果の見地から、ロードステーションとしての全国的な統一名称として、平成4年度(平成5年2月23日)「道の駅」の名称を登録認可する制度を設けました。(平成15年8月8日現在道の駅の登録は743箇所)
3、「道の駅」整備事業
また、建設省はロードパーキング整備事業や情報ステーション整備事業を発展的に地域活性化支援事業の一環ととらえ、地方自治体が整備する活性化振興施整備事業を積極的に支援する目的で「道の駅整備事業」を創設し、地域活性化振興施設建設に併設してトイレ、休憩施設、情報ターミナル等を整備しています。(県が整備するものについては建設省の県に対する補助事業)
4、各省庁の合体活性化支援事業及び民活活用型「道の駅」
「道の駅」は、各省庁が協力して地域活性化を図る支援事業で、従来の縦割り行政から各省庁の横断的行政への移行の象徴的なものです。また、民活を活用した「道の駅」も、通産省との協力で逐次整備されると思われます。例えば、三重県の「七里御浜駅」には大型スーパーが併設され、山形県の「寒河江駅」には郷土の名産名品店が数多く出店しています。
5、情報社会を展望した「道の駅」
「道の駅」では、農水省が推進する「ふるさと情報システム」や建設省の推進する「道路情報システム」の情報を、それぞれが整備する情報端末で知ることが出来る情報の相互乗り入れの試みが実施されていまが、それぞれシステムの特異性があり実験的段階で普及には時間がかかるようです。
6,地域のアイデンティティーを活かした特徴のある施設がある道の駅の紹介
2.映像・情報機器等リアルタイムに情報を提供する装置のある道の駅
8.インターネットで情報が取れる道の駅
1.その他特徴がある道の駅
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